ビッグ・バン ウニコ キングゴールド セラミック 389万円
自動巻き 18Kキングゴールド(45mm) ブラックラバーストラップ 10気圧防水/ウブロ ブルゾン15万円/ヴァルスター、パンツ3万9000円/PT01(ともに伊勢丹新宿店)、ニット2万9000円/デザインワークス(デザインワークス ドゥ・コート銀座店)、スカーフ9000円/パオロ アルビザッティ、サングラス5万1000円/クリスチャン ロス(DITA 青山本店)

HUBLOT is ICON
ウブロがモテ続ける、そのワケは? Vol.01

ウブロはなぜ、
トップランナーであり続けるのか?

正確な時間が分かる方法はいくらでもある時代に、あえて腕時計に大金を費やすのは、 とても酔狂なこと。それでも超高額時計は飛ぶように売れている。 ウブロの時計も非常に高価なのだから、成功者でなければ手に入れることは難しいだろう。 しかしウブロに惹き付けられる理由は、いわゆる老舗時計ブランドとは異なる。 時計単体の魅力だけでなく、ブランドそのものが持っている“神話”に惹き付けられるのだ。

成功者の証であり、挑戦者の証でもある。

ウブロの創業は1980年。しかし大きく発展を遂げるのは、時計業界のカリスマ経営者である、ジャン-クロード・ビバー(現ウブロ会長)が経営に参加してからだ。彼はスイス時計の伝統と歴史に敬意を表しつつ、全く新しい高級時計のスタイルを構築した歴史的傑作「ビッグ・バン」を2005年に発表すると、文字通り時計業界に“爆発的膨張”を巻き起こしたのだった。

ウブロは、ビッグ・バンを作り上げる上で、「The Art of Fusion(異なる素材やアイデアの融合)」というコンセプトを作った。貴金属にカーボンやラバーなどの実用素材を組み合わせる、などのアイデアは、すべてそこに集約する。そんな「ビッグ・バン」の存在に最初に注目したのは、起業家たちだった。高級時計なのに立体的な構造で、特殊素材を使用し、カラーリングは華やか。例えば“ゴールド×セラミック×カーボン”といった異素材を組み合わせた時計は、一目見ただけで“普通じゃない”ということが分かる。それは伝統を重んじるスイス時計業界の重鎮たちとは一線を画す存在だった。しかしそういった型破りで挑戦的な姿勢が、新たな視点と感性で世界を切り開いていく起業家たちに評価された。ウブロを選ぶということは、常識に捕らわれず自分が信じた道を進むということ。つまり“挑戦者が惚れる時計”となったのだ。

  • ビッグ・バン ゴールド セラミック 322万円
  • 2005年に登場した記念すべき初代モデルのひとつ。ベゼルはセラミック、ダイヤルはカーボンエフェクト、ケースは18K5Nゴールド、ケースサイドにはグラスファイバー。異素材が作り出す存在感に世界が驚いた。自動巻き、18K5Nゴールドケース(45mm)、ブラックラバーストラップ。10気圧防水/ウブロ

ビッグ・バン ウニコ ブラック&ホワイト 204万円
自動巻き、チタニウムケース(45mm)、ホワイトアリゲーター×ブラックラバーストラップ、10気圧防水。日本限定発売
ジャケット4万9000円、パンツ2万7000円/ともにエイチアイピー バイ ソリード、Tシャツ9800円/シーグリーン(すべてタトラス ジャパン)、カーディガン1万8000円/アンドレア フェンツィ(伊勢丹新宿店)

魅力的に進化を遂げるウブロの時計たち

ウブロではデザインコンセプトを統一することで、“ウブロのスタイル”を明確にしている。パッと見ただけでウブロだと分かるように、デザインで強く印象付けるのだ。だからこそ素材が重要なのである。カーボンであれば独特の折柄で表情を作り、ゴールド素材なら華やかになる。だから発想豊かな時計が生まれるのだ。

柔軟な発想から生まれたウブロ独自の素材として、まず知っておくべきは、“ゴールド”と“耐傷性能”を融合させた「マジックゴールド」であろう。これは多孔構造のセラミックケースと溶かしたゴールドを、圧力をかけて融合させたもの。本来であれば柔らかい18Kゴールド素材なのに傷がつかないというユニークなコンセプトに強いこだわりを感じる。

  • ビッグ・バン メカ-10 フルマジックゴールド 367万円
  • 約10日間パワーリザーブの高性能モデル。美観を前提に設計されたムーブメントと特殊な素材というウブロらしさが詰まっている。自動巻き、マジックゴールドケース(45mm)、ブラックラバーストラップ。10気圧防水。世界限定200本/ウブロ

また「レッドセラミック」も面白い。硬くて耐傷性能に優れ、独特の光沢感を持つセラミックは、ウブロが得意とする素材だが、素材段階で着色材を混ぜるため安定した色を作るのがとても難しい。特に鮮やかな赤色は難度が高く、多くのブランドが実現できなかった。しかしウブロでは、全てを自社一貫製造できるマニュファクチュールであるだけでなく、研究開発部門の充実にも力を入れている。そして特殊な素材をより魅力的に表現するための時計機構の開発にも余念がない。こういった確固たる実力があるため、何とでも“融合”できるのである。

  • ビッグ・バン ウニコ レッドマジック 278万円
  • 特許を取得した鮮やかなレッドセラミックでケースを作った世界初の時計。独特の光沢感が腕元からアピール。自動巻き、レッドセラミックケース(45mm)、レッド&ブラックラバーストラップ。10気圧防水。世界限定500本/ウブロ

ビッグ・バン トゥールビヨン 5デイ パワーリザーブ サファイア バゲット 2006万円
“見えない”のに“存在している”という二律背反する要素を融合するために、ダイヤモンドに次ぐ硬さを持ち、透明度が極めて高いサファイアクリスタルを使ってケースを作り、内部構造が全て見えるスーパースケルトンな時計も作っている。手巻きトゥールビヨン、サファイヤクリスタルケース(45mm)、スケルトンストラップ。3気圧防水。

ビッグ・バン ウニコ キングゴールド セラミック 389万円
ウブロ独自配合による赤味の強い18Kキングゴールドをケースに採用。経年による変色が起こりにくいため、艶感ある美しい発色を長く楽しめる。自動巻き、18Kキングゴールド(45mm)、ブラックラバーストラップ。10気圧防水/ウブロ

あらゆる挑戦者をサポートする

2018年に開催されたFIFAワールドカップロシア™にて、試合のカギを握る選手交代や緊張感が高まるアディショナルタイムの時間表示を行うレフェリーボードが、ウブロの時計の形をしていたことに気が付いた人は多いだろう。もともと時計業界とスポーツは深い関係にあったが、その多くはテニス、ゴルフ、ヨット、競馬、F1などアッパークラスが好む競技に限られていた。しかしウブロは世界中にファンがいて、子供からも愛されているスポーツであるサッカーに注目した。ウブロの時計は“挑戦者のための時計”だが、アスリートは例外なく挑戦者であるし、若いファンがウブロにあこがれを抱くこともあるだろう。

ワールドカップ™で使用されるレフェリーボードはウブロの時計の形をしており、ロゴも入っている。しかもワールドカップ ロシア大会ではレフェリー用のスマートウォッチも製作。同型を限定発売したが、あっという間に完売してしまった。

ジャン-クロード・ビバー会長は、高級品を「伝説や夢、遺産、文化そして“永遠のかけら”を手に入れることを可能にしてくれる」モノであると語る。ウブロはまさにそういう存在なのだ。その意識を強く感じさせるのが、2011年から始まったフェラーリとのパートナーシップである。ウブロとフェラーリのパートナーシップは、単にロゴマークの入った時計を作るのではなく、360度の包括的な関係性を結んでいる。例えばF1マシンや耐久レースのマシンにロゴが入っているが、フェラーリが開催するオーナー向けのイベントなどにも積極的に参加する。さらにはフェラーリの創業70周年に合わせて、フェラーリ デザインセンターとともに時計のデザインをするなど、かなり密接かつユニークな関りを持っている。それはウブロが、「革新なくして未来無し」と考えているから。

  • ビッグ・バン フェラーリ カーボン レッドセラミック 311万円
  • 深紅のフェラーリを彷彿とさせる鮮やかな赤いセラミックベゼルが特徴。自動巻き、カーボンファイバーケース(45mm)、ブラックアルカンターラ×ブラックラバーストラップ(スケドーニレザー×ブラックラバーストラップを付属)。10気圧防水。世界限定500本/ウブロ

F1の名門スクーデリア・フェラーリともパートナーシップを締結しており、マシンにロゴマークが入る。さらに、サーキットイベントなどにも協賛。フェラーリとウブロの関係は極めて強固なのだ。

常に革新を遂げるためには、刺激を与えてくれる挑戦者と深い関係にあるべき。だからウブロはいつだって、トップランナーであり続けるのである。

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