初めてのオーダーに
昂っています
津田健次郎
声優、俳優、そして映画監督
マルチに活動する
今注目のオトコが
ドルチェ&ガッバーナで
最高峰のテーラリング
オーダー体験をする
その一部始終を
Web LEONが追った
オーダーサロン自体が
デザイナーの美学を体現していて
入った瞬間からモード
が切り替わりました(津田)
スーツを選ぶ Order Step
ドルチェ&ガッバーナの
世界観を反映した
3つのスタイルが揃う
選べるスーツのデザインは全部で3型。
細身のラペルを配したモダンなテイストの
『マルティーニ』、最もクラシックでラペル幅も
やや広めの『シチリア』、幅広でカーブした
ラペルに特徴をもつグラマラスな
『ガットパルド』。いずれも、熟慮を重ね
開発された自慢のオーダー専用フィットに
美しく映える3ピーススタイルだ。
せっかくだからたくさん着たい
せっかくだから普通では面白くない
その両方を欲張りに叶えたいと
考えていました(津田)
生地を選ぶ Order Step
クラシックからシーズナルまで
常時400〜450種類の生地を
揃えた“トランク”を用意
ドルチェ&ガッバーナで“トランク”と
呼ばれる生地見本のなかから好みの生地を
選ぶ。生地は定番のものが250〜300種類。
そこに春夏と秋冬各シーズン70〜80種の新作が加わる。
サルトリアでは一年を通して
すべての生地が選択可能。また生地見本が大きく、
仕上がりをイメージしやすいのも
ドルチェ&ガッバーナのオーダーの魅力。
生地が一番迷いましたね
でもテーラーさんが丁寧に
説明してくれたので、
とても楽しい時間でした(津田)
パーツを選ぶ Order Step
バリエーション豊富な
ボタンや裏地もすべて
オーダー専用の上質なもの
スーツのデザインを決め、生地を選んだら
次にオプションを選ぶ。その中心はボタンと
裏地。ボタンはオーダー専用のホーン、
マザー・オブ・パールに加え、メタルボタンと
彫金が施されたメタル枠の内側にホーンや
シェルをはめ込んだギローシェボタンを
用意。裏地はシルク製のものが50〜60種類、
さらにシーズナルな色柄も豊富に揃う。
パーツは主張しすぎず、でも
ちょっと面白いもの、さり気なく
遊び心を感じるものを選びたい
と思いました(津田)
採寸する Order Step
サルトリアの真髄が宿る
フィッティング。
体型補正はフルオーダー並み
採寸は国内のドルチェ&ガッバーナに
4人しかいない専任のスペシャリストが担当。
修正できる箇所は非常に多く、体型補正に
関してはフルオーダーとほぼ変わらない
レベルでフィットさせる。また、背中側だけ
でなくフロント側でもシェイプするのが
大きな特徴。これにより同ブランド特有の
セクシーな曲線美が生まれるのだ。
想像どおりの職人技を肌で
感じることができました
どんなスーツを体験できるのか
今から楽しみです(津田)
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すべてにこだわった空間が出迎える
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照明もデザイナーが厳選
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広々としたサロンを眺める津田さん
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生地見本は通常よりもかなり大きい
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豊富な生地に触れながら選ぶ津田さん
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デザイナーの美学が詰まったサロンに
笑みが止まらない津田さん -
常時400〜450種類の生地が揃う
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ボタンなどのパーツも豊富に揃う
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フルオーダー並みに細かな採寸
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採寸にやや緊張気味の津田さん
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ミリ単位で計測するオリジナルの定規
スーツ_ 891,000円
スーツオプション_
123,000円
シャツ_ 143,000円
ネクタイ_ 55,000円
プロのご意見を極力重視して
そこにあえて“乗っかっていく”
面白味を体験したいと
思いました(津田)
自分と職人技とブランドの
美学が融合する ──結果的に
世界にたったひとつのスーツが
生まれるんですよね(津田)
スーツをオーダーすることは
その時間自体が非常に
贅沢な行為だと感じました
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−−−スーツをオーダーするのは初めてだったと語る津田さん。どんな思いでオーダーに臨んだのでしょう。そして実際に体験してみて感じたことは?
本格的なオーダー自体初めてだったのでとても楽しかったですね。あまりイメージを固めすぎず、プロの方のアドバイスに“乗っからせてもらおう”と考えて臨みました。もうひとつ重視したのが、せっかくだからたくさん着られるものにしたいということ。そこでスタイルは上品だけど、どこか華やかさも感じる『シチリア』のシングルピークドに決めました。
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−−−今回のオーダーで最も悩んだのは、どのステップで、最終的に決め手となったのはどういう要素だったのでしょう?
やっぱり一番悩んだのは生地ですね。結果的に細かい織り柄が入った黒の生地にしたんですが、最初から黒と決めていたわけではありません。悩んで、絞って、また悩んで……決め手となったのは、艶っぽすぎずシックすぎずのバランス。さり気なく普通じゃない感じとでもいうんでしょうか。これならパーティにも行けますし、普段も着られますからね。
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−−−裏地やボタンといったパーツのチョイスにはやや控えめにした感がある今回のスーツ。そこには津田さん一流のこだわりが込められていました。
裏地やボタンといったパーツで遊べるところもオーダーメイドの面白さ。だからこそ攻めたい気持ちをグッと抑えて、さり気なく遊ぶことを心がけました。結果、裏地は派手じゃないけどちょっと際立つ明るいシルバーの無地、ボタンにはほんのり茶色がかった色合いのホーンボタンを選びました。やりすぎないように……と自分に言い聞かせながら(笑)
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−−−フィッティングでの職人技に惚れ惚れしたというオーダーの最終版。あれから8週間……仕上がったスーツに袖を通した感想やいかに?
フィッティングに関しては想像どおりの職人技を堪能できました。手際良く進んでいく一連の所作を見ながら、職人さんって格好いいなと思いましたね。そして今日、仕上がったスーツを着てみると本当に体にピタッときました。しかもシルエットが綺麗なだけでなく、そこにブランドの美学がちゃんと織り込まれている。スーツは深いなぁ、と改めて感じました。
最後は「お任せください」という
雰囲気に身を委ねました。
ドルチェ&ガッバーナの余裕と
自信を感じましたね(津田)